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小鳥と私と小さな庭 | お花とインコと手作りが大好き。広くあさ~く楽しんでます♪

リンパ腫でした

昨年末からの懸案だった、ぴこの検査に行って来ました。

残念ながらやはり腫瘍が見つかり、形状からリンパ腫、
いわゆる血液の癌が皮膚に出た症状だそうです。


これからの治療の選択肢は3つ。

①ステロイドを服用してみて、効果があるかどうか確認する。

②もう少し大きな皮膚の組織を切除し、専門の機関で詳しく検査をする。
 ただし、リスクとして傷を付ける事で癌が一気に広がる恐れがある。

③他の部位に転移する前に翼を根元から切断する。


先生曰く、小鳥に抗がん剤を投与するのはかなり難しいそうです。
リンパ球の形状から見て、ステロイドでも効果が上がる可能性はあるという
説明を聞き、私は①を選択しました。

鳥専門の病院では無いけれど、リンパ腫の研究をされている先生なので
納得のいく説明をしてもらいました。
ちなみに抗がん剤と違い、ステロイドは癌を押さえ込むだけ。
そして胃や肝臓、腎臓に副作用が出る場合があるそうです。
当然ながら絶対に治るという保障はありません。



セカンドオピニオンも考えつつ、どちらにしても③を選択した場合には
鳥専門の病院に移らざるえないので、今はステロイドにかけようと思います。



左羽の切断、と聞いた時思わず手で顔を覆ってしまいました。

でも先生の

「腫瘍の出来た羽がある限り痛みがずっと続く。
 その方が辛いんじゃないか?
 どのみち今の状態では飛べないのだし
 犬や猫でも、同じような症状で足を1本失っても痛みが無くなる事で
 その後の方が元気が良くなる場合もあるんですよ。」

という言葉を聞いて少し冷静さを取り戻す事が出来ました。


もし私が足や腕を失うとなったら、先の人生を絶望してしまうかもしれない。
でも動物達はきっとそんな事は考えずに必死に生きるだけ。
過去を思い、先を考え出すとキリが無く、ドツボにハマって動けなくなるので
今は考えないように、自分に言い聞かせてます。
目の前の事だけに集中しなくては。


こんな状態でもイタズラしたくて一生懸命背伸びするぴこ。

rinnpa.jpg

もし、羽を失ったら2度と飛ぶ事は出来なくなる。
でもどんな姿になったとしても生きていて欲しいと願うのは
私のエゴなのでしょうか?

rinpa1.jpg


上手く言葉にならないけれど、たかが鳥、されど鳥
私にとっては本当に大切な命なんです。
どうかステロイドが効いてくれますように。




参考までに今回の治療費の内訳です。

診察料   500円
検査料 1,800円
処置料   300円
薬代    900円(ステロイド+胃薬)
消費税   170円
合計  3,670円

ちなみに院外の検査に出すと1万円ほどかかるそうです。

ネットで検索してみても鳥のリンパ腫の情報が少なくて・・
何かご存知の方がいたら教えて頂けると嬉しいです。
どうぞ宜しくお願いします!


頑張ってるぴこに頑張ろう言うのは辛いけど
私が言える言葉はやっぱりこれだけ。


手を怖がるようになったぴこ。
でも遊びたくて顔だけ必死で伸ばします。

rinpa2.jpg

良いよ。私にも痛みを分けて。
だから一緒に頑張ろう。

癌にストレスって良くないんですよね?
毎日楽しく過ごせるように頑張ろう。

これ以上酷くなる事の無いように、ただ祈るばかりです。


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Posted by かお on  | 18 comments  0 trackback
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